2008年03月27日

Irish heart beat

こんにちは。

今日は、最近好きになった一曲を紹介したいと思います。

それはロンドンで昔実際にあった事件をもとに書かれた曲。
事件とは、ニコラス・ブランブルという黒人の青年が友達から借りたオートバイに乗っていたところ、警官に盗んで乗り回していると勘違いされ、追跡されて逃げているうちに何かに激突して死んでしまったというもの。
さらにその事件のあと、警察は完全に知らんぷりを決め込んだとのこと。

その事件を受けて、アイルランドのシンガー、Sinead O’connorが世界にはびこる人種差別や、見て見ぬ振り社会を痛烈に批判した歌。

自分の蛇足な説明はヤメにして、歌詞と映像を添付します。是非、一緒に聞いてみてください。
アコースティックギター一本で淡々と唄われるこの唄ですが、これぞ「Rock」と呼べるものだと思います。

〜Black boys on mopeds〜
(mopedsとは原付自転車のこと)

テレビに映ったマーガレット・サッチャー
北京で起こった殺戮にショックを受けている
彼女が怒りを表明するなんておかしな話
同じ命令が彼女の手で下されている

前にも私はこのことを言ったことがある
あなたは私のことを子供っぽいと言った
そしてあなたはこんな風に言う
「私が教えてあげたことを忘れちゃいけないよ。彼らが私のことを憎むなら、お前のことも同じように憎むんだ。」

イングランドは薔薇やマダム・ジョージの神話の国じゃない
そこは原付自転車に乗った黒人の男の子たちを殺す
警官が大きな顔をしているところ
私は自分の息子を愛している
だからこそ私は去って行く
この子にだけは知って欲しくない
この世には深い悲しみのようなものもあることを

スミスフィールド””1)のまだうら若い母親
朝の5時に自分の子供たちのために
食べさせるものを探しまわっている
彼女の腕の中には凍えきった3人の赤ん坊たち
彼らが最初に覚えた言葉は「PLEASE(どうかお願い)」だった

今は物騒な時代
自分の思っていることを口に出すということは
自分の墓穴を掘るということ
「私が教えてあげたことを忘れちゃいけないよ。世界に楯突かない限り、みんなお前のことを愛してくれるんだ。」

イングランドは薔薇やマダム・ジョージの神話の国じゃない
そこは原付自転車に乗った黒人の男の子たちを殺す
警官が大きな顔をしているところ
私は自分の息子を愛している
だからこそ私は去って行く
この子にだけは知って欲しくない
この世には深い悲しみのようなものもあることを


“”1)スミスフィールド・・・ロンドンの中心地の地名。16世紀には異端者の処刑場だった。

映像はこちら。
http://jp.youtube.com/watch?v=n14lwdpYkAA

ではまた。



posted by 成田翔一 at 18:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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