2011年04月05日

Don't wake me up

俺が世の中で最も嫌いなことのひとつが、人を見た目で判断したり、されたりすること。

そしてもう一つは、睡眠を妨げられること。

春のポカポカ陽気で少し寝坊してウトウトとしている俺を容赦なく叩き起こしたものは、選挙カー。
誰しもが当選したいんだろうし、言ってしまえば俺の友も近々同じ選挙カーで同じようなことをするだろう。
辞めろとは言わん。
けど、だ。
ひたすら名前を連呼するだけの選挙カーほど聞き苦しい物はない。
読んで字の如く「売名行為」でしかないと思う。
俺みたいな偏屈者の眠りを妨げたが最後、連呼される名前はしっかりと記憶に刻まれた。
「彼だけには投票すまい。」
個人的な怨恨である。

というのは冗談。

議員になるために何を考え、どう行動を起こし、当選した暁にはどういうことをするつもりなのか。
立候補者の志すところはどこなのか。
それが見えてこない選挙カーはパチンコ屋の宣伝カーと同次元だろうに。
いちいち喋ってたら住民に最後まで伝わらないなら、伝わるようにゆっくり走りゃいい。
なんなら歩いたらどうだい?

時は数年前。
某大学の音楽サークルが駅前公園で野外イベントを企画してライブをしたところ、近隣住民からの苦情により、もう二度とそこでライブができなくなった。
そして同じ頃、伝統のある弘前高校のねぷた。運行コース上の住民からの苦情により、コースの変更を余儀なくされる。
翌年からは実際にコースが変更。

音楽は文化だし、ねぷたはこの街の歴史を彩ってきた祭りだ。街興しだ。
それにいちいち因縁をつける人ってのは、選挙カーに対しては何も言わないのだろうか?
いや、言わないわけがない。
選挙にはそんな市民の声をかき消してしまうほどの黒い力があるのか?
怖いぜ。

立派なスーツに身を包み、地位も名誉もある大人が叫ぶもっともらしい嘘よりも、
ジーンズにTシャツだろうがただの学生だろうが、彼らが音楽にのせて叫ぶガムシャラな真実の方が、
学生同士が徹夜で作業して友との絆を深めつつ、弘前の歴史を彩るねぷたで流す純粋な汗や無邪気な掛け声の方が、
俺は信じるに足りるものだと思ってる。

だからどうしたって?

とりあえずなるべくなら眠りを妨げないで欲しいってだけなんですよ。
春眠は暁を覚えないんですよ。

「One Headlight」〜The Wallflowers〜




posted by 成田翔一 at 14:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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