2009年04月16日

ダブリンへもう一度 心の旅

2年前のちょうど今頃、アイルランドという国を2ヶ月ほどかけて旅をした。

その頃の自分は、人生で初めて出会う「挫折」という名の壁と、真っ向から対峙していた。
感情のやり場もなく悶々と過ごす毎日。心から笑える日など来ないのではないかと本気で思ったものだった。
かなりの物事を犠牲にして、それ相応の覚悟で打ち込んでいたものが、突然、忽然と姿を失くしてしまったのだ。

空っぽの毎日。今思うと、あの頃は自分自身がもどかしくて、自分を愛せていなかった。向き合えてもいなかった。
これではいかんと意気込んで、逃げるように旅に出る決意。
その時の心境としてはそれこそ半分現実逃避。
先日のロンドンの話ではないが、「アイルランドは何もしてくれない」
のは、わかっていたのだが。

見知らぬ国を旅することで、最低限のアドバイスをくれた師匠がいた。
俺がどこの国をどう旅しようか色々と迷っていると。
「決めようとするな。直感を信じろ。そして恐れるな。理由なんて後からついてくる。」
そう言って背中を押してくれた。

だからこそ、退路を断つという意味でも、宿泊先も目的地も決めずに、なにも考えずに、ただ日本を飛び出した。
その場その場でブチ当たった問題に、自分の力で対応できるか。誰の力も借りずに見知らぬ街で、国で、生き延びられるか。
これだけのことができれば、ちったぁマシな自分になって帰ってこれるんじゃないかって。

自分と無理矢理にでも向き合わなければいけない環境を作り出すこと。
これは、現状を打破するための有効手段なのかもしれない。(苦しいけど)
それを乗り越えた時に、初めて見える向こう側の景色ってものが、確かにあるはずだから。
それは恐れている人には、ただ苦しんでいる人には、やってこない。
いつでも自分を開いていること。自分らしくあること。
(どうもこの辺は言葉にしてしまうと嘘クサくなるんだよな・・・)

そりゃあそりゃあ色んなことがあった。楽しいこと、苦しいこと、悲しいこと、頭に来ること。
2ヶ月間、短縮されたもう一つの人生を過ごしてきた感覚さえある。
その2ヶ月間の違う人生を自分が経験できたことで、見えなかったものが見えるようになったのは確実だ。
確かに。旅の理由はあとからついてきた、のである。

そして挫折だと思っていたものも、人のせいにしていたことも、意外と自分に原因があったり、自分次第でどうにでもできたことだったんじゃないかと気付くのだ。

現状に満足しないこと。
ブチ当たっている壁を壊すために何ができるかを真剣に考えること。
時には思い切ること。恐れないこと。

これだけできればきっと人生は素晴らしいものになる。
素晴らしい=いつも楽しくて安心で安全
ではない。
荒波にもまれなければ感じられない種類の喜びというものも、確かに、あるのだ。

そしてどんな悲しみや苦しみがあっても何度でも立ち上がり、生まれ変わる力強さが、本来人間にはあるはずなのだ。
俺は信じる。

そして今。そろそろ自分を更新しなけれいけない時期だ。
脱皮だ。今まで身にまとっていた皮は、だいぶボロになった。
何度でも生まれ変わろう。

みなさんはどうですか?
向上心を忘れてはいませんか?
自分を見失ってはいませんか?
目をそらしてきた問題とそろそろ向き合ってみては?
旅は、日本にいながらも、弘前にいながらも、できるものなのだ。

ちょうどいいことに始まりの季節、春なのである。

では、いってきます。

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posted by 成田翔一 at 13:27| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつ行くの? 

俺も今年行くよ! 

向上心も、そうだが  

初心も、忘れちゃいけないぜ!ハッハー
Posted by はや at 2009年04月16日 16:16
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