2011年05月03日

最後のニュース

テロの主犯が殺された。

それが正しいかどうかは、僕には解らない。

しかしそれを正義と言いきってしまう大国に違和感を感じたのは自分だけなのだろうか。

たとえば将来、僕が子供を寝かしつける時か何かに。

いかなる理由があっても、人を殺すってことは正義ではないんだよ、と教えたい。

かの国の大人達は子供にどうやって説明するんだろう。



津波で家族も船も家も失った漁業従事者の言葉をふと、思い出す。

「海は自分から全てを奪った。けれど今まで自分を育ててくれたのも、生活をさせてくれたのも海。私は海を憎まない。恨まない。
これからも海と生きていく。」

何が正しいのかはわからない。

強さとはなにか。

なんだかひどく混乱してしまう。

どれだけ酷いニュースがあっても、たくさん人が死んでも、時間は等しく流れていく。
長い夜にもやがて朝が来て日が射すように。
厳しい冬もやがて過ぎ、春が花を咲かせるように。

大国で起きた件のニュース。
暗い気持ちでいた時に、ふと目についたキンモクセイの花がとても美しく映った。

こんな時代に必要な、あのキンモクセイみたいな温かい音楽を鳴らすことが、自分にできることの一つかな、なんて考えた。



「最後のニュース」〜井上陽水〜

〜親の愛を知らぬ子供達の歌を

声のしない歌を誰が聞いてくれるの

世界中の国の人と愛と金が

入り乱れていつか混ざりあえるの〜


posted by 成田翔一 at 12:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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