2009年11月29日

try hard again

かなり久しぶりに何も予定のない週末の夜。

あれやこれやとやるべきことを考えつつも、気がつけばいつもの酒場に。
もちろん有意義だしそれは素敵な時間だ。
しかし同時になぜか焦りのようなものも覚える。
「ゆっくり酒なんて飲んでていいのか?なんかやることあんじゃねぇか?」
なんだか懐かしい感情。

考えてみるとバンドを始めてからというもの、長いこと、ずっと何かを追い求めてひたすらに走ってきた気がする。
前のバンドの時代には一週間に6日間スタジオに篭るなんてのもわりと普通のことだった。
11日間で9本の無謀なツアーだってやったし(来週一緒にやる長野のビーグルズと一緒にね)、地元でも月に3回平均のイベント参加もした。
誰もやってないことをやりたくて、常に誰かの前を走っていたくて。
若かった。

当時よく、独り考えていたことはこうだ。
「今日も何か一つでも成し遂げたか?昨日よりも前進してるか?」
今振り返るとかなりガムシャラな毎日だった。無理をしていた。
色々なものを犠牲にしたし、きっとたくさんの人を知らずにキズつけもした。
けど苦痛じゃなかったし、逆にそれで安らぎを得ていたのだとも思う。
毎日毎日を予定で埋め尽くしてあちらこちらに走り回る。
そんな日々だった。

時は流れて今に至るわけだけど、今は今でとても充実している。
そしてあの日々の経験は確実に血となり肉となっている。
今じゃ、昔みたいにしょっちゅうメンバーで集まってリハしたり打ち合わせしたりってことはないけど、きっとそれでいい。
メンバーそれぞれが、限られたリハの時間でそれぞれの毎日に得たものをしっかりと確認し合えるからだ。
本来、もっとリハの時間をとれれば望ましいんだけど、いつか、きっとそうなってゆく。
変な焦りも気負いもない。
物事はなるべき姿に変わっていくもの。前さえ向いていれば。

ま、少しは成長したのかなって思うよ。

だから昨夜感じた焦りみたいな感情って、すごく久しぶりでなんだか新鮮だった。
俺の考えでいくと、人生、意味のないことなんて起こらないし、意味のない感情なんてきっとない。
だから直感を信じて、また昔みたいなストイックな日々を過ごすのも悪くないかな、なんて思うよ。

最近ずっとアナウンスしてるように、現在の俺自身の大切な大切なバンド、CREEPS。
アルバムリリースや、でっかいイベントで大切な時期なんだ。このバンドのために、これからやってくるさらに充実した音楽ライフのために、もう一度「自分自身」ってのを見つめなおして、磨きをかけていこう。
「現状に満足しないこと。」それは今も昔も、変わらない。
もっと、もっと、だ。

酒は飲みすぎず、自分の身体を大切にし、鍛える。
多くの芸術に触れることで心に栄養を。
最近楽しくて仕方ない曲作りももっと、もっと、だ。
一人の時間を大切に。
かといって愛してくれる周囲の人達により一層の感謝と、愛を。

仕事で忙しい2人のメンバーの代わりに、バンドに関しての雑務もできる限り、俺が、やろう。

大事な時期なんだよ、きっと。
「酒飲みすぎたり、遊んでばっかいんなよな」
って天の声が聞こえた気がするよ。

よっしゃ、小さな曲がり角だな。
よく気付いたぜ、俺。(たまには褒めてやろう。)

最近毎日やってる、「今日の一曲」。
このDialyを書きながらipodの俺ライブラリーをランダムで再生して、流れた音楽を載せてるわけだけど、たまにこのipodちゃん、奇跡を起こす。まるでDialyの内容が見えてるみたいに。
全く偶然だとは考えられないことが、起こる。
ほぼ二万曲のうちの一曲だぜ?
きっとこのipodには、感情がある。
たまには立ち止まって、自分の歩いてきた道を振り返ってみるのもいいもんですぜ。

さ、ほどよく振り返ったあとはまた、前進あるのみ。
お隣のライバルもアメリカから帰ってきたことだしな。
自分に厳しく。

今日の一曲
「影」〜HONEY FUZZ〜




posted by 成田翔一 at 12:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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