2009年04月10日

white room

昨日。
暖かい。限りなく暖かい。
あまりにも、春である。
車を捨て、(ほんとに捨てたわけじゃないよ)徒歩で通勤。
暖かい空気を思い切り吸い込みながら(花粉もね。)、車窓からとは見え方の違う風景を眺めながら、ゆっくりとのんびりと、歩く。
暖かい。

「このままいけばま桜の開花はまた早まるだろな」
なんて、考える。
・・・・ちょっと待てよ。
前々から考えてはいたが、
弘前公園桜祭りと、開花の時期がずれる。
これって、恐ろしいことだな、おい!

温暖化。桜の開花が一週間ずれる。→桜祭りの期間と開花の期間がずれる。→お客さん、楽しくない。とっても楽しくない。花見なのに、花がないのだ。楽しいわけがない。→「いつも宿泊施設が埋まってるから、来年の祭り期間の予約しとこっか!」と、去年から予約していてくれた県外観光客が続々とキャンセルする。→花は咲いてるが、まだGWに入っていない弘前桜祭り。→人、少ない。→花が散っても例年通り続けて催されるGW期間中の桜祭り。→花、ない。人、少ない。観光客、少ない。楽しくない。「来年も来たい」って思わない。→弘前から観光客が減る。→貧乏な街が、もっと貧乏になる。→弘前の経済はより不安定になり、雇用も減り、大型チェーン店に食われ、古き良き大好きなお店がバタバタとつぶれる。→俺、困る。

遠回りはしてるけど、温暖化→俺、困る。なのだ。
それって、温暖化→君、困る。
でもあるのだ。

うわーー大変だーー!
どうにかしてくれ!
STOP!温暖化!NOレジ袋!
うおーー!
温暖化を、止めてくれ!
それが無理でも、桜の木を、冷やしてくれ!頼むから!無理?わかった!ヨシ!俺がやる!
けどどうやって?
たまに見る光景だけど、木の根元に雪を積む?ん?どうやれば?

一度気になるともう止まらない。
弘前大学農学生命学部の教授さんに電話で、質問。聞くだけなら、タダ。
わからないことをそのままにしておくことは、とてももったいないことなのだ。
そして「もったいない」というこの気持ち。これが、ミソだし、温暖化への意思表示でも。あるのだ。不要なレジ袋、もったいない。お湯の出しっぱなし、もったいない。過重梱包、もったいない。

教授の鮫島さん、かなり親切な人物で、15分ほど、電話で熱い議論。
彼曰く。
・弘前の桜の木は、他に比べるととても大きい。本数も多い。他と違ってこれ、かなり大変。
・前述したように、木の根元に雪を積んで、根を冷やす。実験の結果これ、意味ないらしいです。桜の木は、根ではなく、幹を冷やさなければ、開花をコントロールできないのだそうです。
・そして大変な手間をかけてなんとか幹を冷やす装置を作って実行しても、開花を遅らせるのは2〜3日が限度。それをあの膨大な量の桜の木に一本一本施すのは・・・言わなくてもわかるわな。
・数年前、農学部40?50?周年記念ということで、市から桜の研究に助成金が出たらしいですが、それも2年ポッキリでストップ。
・今現在、学生さん共々、りんごの木に使う遮光シートを使うなどして研究、調査を進めている段階。
・その他、お堀の水を使って木を冷やすシステムが作れないかどうかなんてのも、考案中らしい。

ということでした。
うん、なかなか大変なんだね。
市は、こういうところにもっとスポットを当てて、お金を出したりなんかしないのかな?

さらに、これについて昨日仲間と議論したんだけど、地球レベルで、長いスパンでみると温暖化は自然な流れだから、それに抗ってまで桜の開花を遅らせたりする必要はないんじゃないかって意見も。
それもまぁ、一理あるね。
今まで散々人間が、自然の流れや色々な連鎖を壊してきただろうからね。それによって温暖化なんかが引き起こされてるわけだしね。
観光でお金を儲けようってのも元々は人間のわがままなのかも知れない。


でも、弘前の桜はさ、すげぇんだよ。
俺はもっとたくさんの人に味わって欲しいって、単純に考えたよ。
きっと世界中探してもあんなん、ないもん。
ネプタ、桜、リンゴ。これだけでもこの街は世界に誇れるスゲェ街なんだ。
歴史的建造物。津軽塗り。こぎん刺し。スゲェよな?
俺は好きだな。この街。心から。
大事にしなきゃ。受け取ったものは、自分なりのやり方で、返していかなきゃ。

鮫島教授はさ、「一般市民からのご意見や質問は我々にとっても盲点だったり、観点の違いだったり、参考になることが多いので、また電話ください。」って言ってくれた。
な?俺らの小さな行動が、なんかの役に立つって証拠だろ?
ならさ、やってみようぜ?
弘前のため。地球のため。人のため。親のため。経済のため。なんだっていい。
さっきも言ったように、最後には、全部、自分のところに返ってくる。

それにしても。
興味は持った。では、自分になにができるのか?
ちょっと考えます。

写真は、生きていたフレディ・マーキュリー。捕獲。
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posted by 成田翔一 at 14:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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